VOLVO 240 ワゴン 「検討するとしたら実際どんな感じ?」
先日に引き続き
実際240のワゴン「検討するとしたら実際どんな感じ?」をテーマに続けます。
しばらくお付き合いを(笑)
ボルボは昭和36年の1961年から日本への輸入が始まっています、オリンピック前ですよ~。古くから日本への輸入が行われているメーカーの一つ、その中で240は最終的に1993年まで生産が続けられたので、140シリーズを含めると実に27年と言う長寿を誇ったモデルでした。
正式に240シリーズとしてデビューしたのは1974年。
余談にはなるけど車名も今と違って242と呼ばれる2ドアモデルも存在してレースやラリーにも参戦していた。当時は4ドアは244、エステート5ドアなので245でした。
6気筒エンジンを搭載する高級モデルとして262、264シリーズも存在してました。ベルトーネのデザインがあったっけ。
(1980年までは車名も単に「240」ではなく2ケタ目に気筒数、3ケタ目にドア数を表示される形だった)
実は1984年に740が登場した時点で240の生産は終了へ向かう方向でした。
700シリーズは当初6気筒を積む760からデビュー。
その後廉価版の740が登場した時点で240はそのポジションを後継車種の740に譲って行く予定でした。
これはこれでかっこいいけどね~
そうなんです。240の人気は思いのほか高かったのです。
240の新型車種として登場した740がアップデートされた940へバトンタッチ。
余談だけど現在この940、960も継続して乗られてる方は多い。FRボルボ最後のモデルでもある。
940に移行した後も240は1993年まで生産されたため後継車種として登場した740よりも240の方が長く生産が続けられると言う珍現象が発生したのです。
前置きが長すぎましたごめんなさい!
【で、どうなのよ?】
このクルマは基本機能はとても頑丈です。
「ボルボは頑丈」と言うイメージを定着させた一台でもある。
この手のネオクラシック車では扱いやすく致命的な故障も少ない ので初心者向けだと思う。
搭載されてるエンジンは頑丈。ボディーも頑丈、シンプルで整備性の高い機関など中古車で維持していくためのウイークポイントが少ない、
輸入車の中でもアイシン(トヨタ)製のATを採用していて安心だし、シンプルで頑丈なSOHCのエンジンを採用してるのでメンテが楽です。
その中で1992年を境に搭載されたエンジンがB230FからB230FXへと変更(115psから130psへ出力向上)されました。本来6気筒用のスペースのあるエンジンスペース内に詰まれたのが4気筒エンジンなので作業もしやすく、熱もこもりにくく個人でも整備がしやすいメリットがあります。
オーナーから言わせれば240は10万キロ程度の走行距離ではエンジンやミッションは序の口(笑) って感じで、それ故レトロな見た目とは違い大がかりな機関系の故障も意外に少ない。
基本設計が頑丈で信頼性も高い事もあって今でも相当数が市場に残っていることが証明しています。だから入手しやすく維持もしやすい状況だと思います。
【※】維持費に関しては思ったより大がかりな出費はかからないというのがこのクルマの特徴
【※】車体の大きさの割に異常なまでに小回りのきく乗りやすさや実用性もこのクルマの特徴。
そういう条件も相まって意外に初心者でも勧められると思ってます。
【買っちゃいけない人】
現代のクルマのようなフケの良いエンジンや洗練された走りを求めている人には勧められないです。
安全性やスウェーデンでの氷上走行も想定していて、かなりマイルドな性格(もっさりした感じ)に仕立てられている。
240はそういう性格を理解したうえで楽しむクルマなんです。
理解できない人はだめですよ~まったりな感じですよ~
【気にするポイント】
とはいえ、生産が終了してから20年近い歳月を経ているクルマなので当然、手を入れなければいけないポイントはそれなりにあります。
エンジンやミッションに関しては壊れるという話はほとんど聞かない、基本エンジンとミッションはかなり頑丈なので、そうそう壊れるようなことがないです。タイミングベルトの交換は概ね6万キロ程度で交換サイクルが望ましいと言われてるけど車検時に普通チェックするので気にしなくても。。。。ただ、幸いなことにB230ユニットは最悪タイミングベルトが切れてしまってもエンジンにダメージがないという優れた面もある。
240の場合はちょっとした補機類やブッシュ、この手の物は経年劣化で交換を必要としてくるケースが多い。
エンジンマウントの劣化がひどい車両はATシフトレバーのリンゲージがずれてきて正常な油圧がかけられずミッションがダメージを受けている車両もある。同じようにミッションマウントも劣化してると思います。シフトレバーが前後に遊びが多い車両はリンゲージブッシュが劣化しているので交換した方がいい。キックダウンケーブルの錆つきや伸びが原因でシフトアップするポイントがおかしかったり変速ショックが大きい場合もある。
AT自体は問題ないけれどラジエター側の樹脂製のATFクーラーパイプが割れてクーラントが混入する事もあるので年式を考えると新品に交換しておくか対策品(真鍮製に交換)に交換しておく、ATFにクーラントが混入するとATミッションに重大なダメージを与える恐れがあるので注意したいポイントです。
そのほかではオーバードライブリレー、フューエルポンプリレーなどのリレーなどのハンダ浮きや接点の焼きつき、リアゲートのヒンジ内の配線絶縁不良(ナンバー灯が点かないときやリアワイパーが動かないときはこの理由が多い)。内装のプラスティックパーツは割れやすいので注意が必要です。
以上のような交換パーツは高額ではなく一辺にやってしまえば安く抑えることができます
一般的には1992年にエアコンは940と同じ現代的なものに改められたので(1992年の過度期のものはエアコンガスは旧ガス)実用性やエアコンの効きを重視する向きのユーザーは1992年以降のモデルがお勧めとされています。
この時に240の特徴であるレトロ感に欠かせないメッキモール類が最後の限定販売でブラックに変更されてしまい、外観上の違いが発生してしまいました。
どちらが良いか?それはあなたのお好みですね。
93 volvo 240 classicと93 volvo 240 tackが最終限定。インパネに下記の写真のパネルがついてます。
クラシックのほうが高級品です(笑)TACKは廉価版。
黒のモール、サイドモールや前後バンパーのモール・リヤヒンジまでが黒
以前のメッキだと
こんな感じ。
販売されて20年近く経ってるので基本的に走る止まるに「関係ない部分」でマイナートラブルはそこそこはあるぐらいの覚悟は必要です。購入時はそのようなところを如何にあらかじめ潰すのが重要なことになります。
【どのグレード、どの年式を買ったらいいか?】
現在市場に流通しているのは主に1986年以降に帝人ボルボからボルボジャパンへ移行してからの物がメインです。1986年以降と言っても実際流通している物の多くはエステートのリアウインドウが大型化した1989年からのモデルが主流になっています。その前のタイプをスモールリアウインドウは比較的少なくなっています。逆に1986年以前のボルボはマニア間で「帝人ボルボ」と呼ばれほとんどコレクターズアイテムになっているし価格も高いしパーツの手配なども考えるとマニア以外にはあまりお勧め出来ない。実際にこのクルマ購入する場合は1986年~1993年と言うのが現実的で球数から言うと1989年~1993年辺りのモデルから選ぶことになります。あとはこだわり次第(笑)
★1992年までの240とそれ以降の240で大きな違い
上にも書きましたが。。。。。。。。。
①エンジン
エンジンに関してはB230FXは従来のB230のハイカムバージョンで15psほど向上しているが乗り比べないとわからない程度、ほとんど気にしなくて良いと思います。出力以上にFXエンジンはラフアイドリングが大きいとの事。アイドリング時などの振動は最終年式の方がやや大きい傾向というがこれもあまり気にしなくてもいいと思います。
②エアコン関連
大きな違いはエアコン、1992年の途中からエアコンが940などと同じ新しいタイプのユニットへと変更されました。240で「効きが甘い」と言われていたクーラーが大幅に改善されて真夏でも困らない状況になった。
【※】旧式の問題は簡単に言うとラジエターの温水がエアコンの中を通るため冷却効率が落ちる構造になっている。これを防ぐために夏場は温水が回らないようにコックを付けて温水が巡回しないように改造すると問題は改善する裏技があります。専門店でも知らないところもある。
【※】どちらにしても240ワゴンは室内空間が大きいため後部座席から貨物のウインドウはスモークを張って室内温度を下げる工夫は必要です。
【※】ちなみにヒーターの効きは極寒のスウェーデンを想定しているだけあってどのモデルも真冬でも暑いくらい効くので全く問題はありません。
③メッキモールの有無
ご存じのとおり昔のモデルから1992年までのモデルはウインドウやグリル、バンパーモールやサイドモール、リアゲートのヒンジなど随所にメッキモールが使われています。しかし1992年のマイナーチェンジ以降の最終モデルはそういったメッキ部分が現代的なブラックに改められているのでちょっとレトロ感が無くなるため好みが分かれてしまいます。
240を選ぶ場合はメッキモールのレトロ感を優先で~1992年までのモデルを選ぶか?またエアコンの効きを考慮して1992年以降を選ぶか?と言う事になる。エアコンはあまり気にしなくても対策次第で回避できるのでショップに相談したほうがいいです。
個人的な意見だけれど、レトロ感が大切、スモールリヤウインドウのタイプにして私なら選びたいです。
【相場ってあるの?】
このクルマの場合相場は有って無いようなもの(笑)。
価格が高いもの?低いもの?に開きがありすぎ、というのが私の感想。
どう言う根拠で値段を付けているのか聞いてみたい時がある。
それこそ乗りっぱなしでろくに整備もされていなかったような個体が30万円程度で販売されている事もあれば、走行距離が短いだけで180万円程度で売られている事もある。
事実、程度のいいものを安く売るはずはなく、とは言っても程度が悪いのに高く売るやつもいる(笑)一番いいのはマニアが手放したのをキャッチできたら最高だと思うけど(笑)
私が今まで見てきた所感をいうと
※50万以下は:一般的に手は入ってないと思う。整備は必要。手を入れなければいけない
※100万以上は:年式が93年最終か、走行距離が5万以下か、帝人ボルボ系のクラシック240か、一般的に整備されてる個体かと思う
※50万から100万は:中途半端でどっちつかず。当たりもあれば外れも有りって感じです。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!!
具体的なVOLVO240ワゴンの購入時の注意点を大体イメージが付きましたか?
実際買って維持するとなると他のことも気にしなくてはいけません。
それを次回をお送りします。
実際240のワゴン「検討するとしたら実際どんな感じ?」をテーマに続けます。
しばらくお付き合いを(笑)
ボルボは昭和36年の1961年から日本への輸入が始まっています、オリンピック前ですよ~。古くから日本への輸入が行われているメーカーの一つ、その中で240は最終的に1993年まで生産が続けられたので、140シリーズを含めると実に27年と言う長寿を誇ったモデルでした。
正式に240シリーズとしてデビューしたのは1974年。
余談にはなるけど車名も今と違って242と呼ばれる2ドアモデルも存在してレースやラリーにも参戦していた。当時は4ドアは244、エステート5ドアなので245でした。
6気筒エンジンを搭載する高級モデルとして262、264シリーズも存在してました。ベルトーネのデザインがあったっけ。
(1980年までは車名も単に「240」ではなく2ケタ目に気筒数、3ケタ目にドア数を表示される形だった)
実は1984年に740が登場した時点で240の生産は終了へ向かう方向でした。
700シリーズは当初6気筒を積む760からデビュー。
その後廉価版の740が登場した時点で240はそのポジションを後継車種の740に譲って行く予定でした。
これはこれでかっこいいけどね~
そうなんです。240の人気は思いのほか高かったのです。
240の新型車種として登場した740がアップデートされた940へバトンタッチ。
余談だけど現在この940、960も継続して乗られてる方は多い。FRボルボ最後のモデルでもある。
940に移行した後も240は1993年まで生産されたため後継車種として登場した740よりも240の方が長く生産が続けられると言う珍現象が発生したのです。
前置きが長すぎましたごめんなさい!
【で、どうなのよ?】
このクルマは基本機能はとても頑丈です。
「ボルボは頑丈」と言うイメージを定着させた一台でもある。
この手のネオクラシック車では扱いやすく致命的な故障も少ない ので初心者向けだと思う。
搭載されてるエンジンは頑丈。ボディーも頑丈、シンプルで整備性の高い機関など中古車で維持していくためのウイークポイントが少ない、
輸入車の中でもアイシン(トヨタ)製のATを採用していて安心だし、シンプルで頑丈なSOHCのエンジンを採用してるのでメンテが楽です。
その中で1992年を境に搭載されたエンジンがB230FからB230FXへと変更(115psから130psへ出力向上)されました。本来6気筒用のスペースのあるエンジンスペース内に詰まれたのが4気筒エンジンなので作業もしやすく、熱もこもりにくく個人でも整備がしやすいメリットがあります。
オーナーから言わせれば240は10万キロ程度の走行距離ではエンジンやミッションは序の口(笑) って感じで、それ故レトロな見た目とは違い大がかりな機関系の故障も意外に少ない。
基本設計が頑丈で信頼性も高い事もあって今でも相当数が市場に残っていることが証明しています。だから入手しやすく維持もしやすい状況だと思います。
【※】維持費に関しては思ったより大がかりな出費はかからないというのがこのクルマの特徴
【※】車体の大きさの割に異常なまでに小回りのきく乗りやすさや実用性もこのクルマの特徴。
そういう条件も相まって意外に初心者でも勧められると思ってます。
【買っちゃいけない人】
現代のクルマのようなフケの良いエンジンや洗練された走りを求めている人には勧められないです。
安全性やスウェーデンでの氷上走行も想定していて、かなりマイルドな性格(もっさりした感じ)に仕立てられている。
240はそういう性格を理解したうえで楽しむクルマなんです。
理解できない人はだめですよ~まったりな感じですよ~
【気にするポイント】
とはいえ、生産が終了してから20年近い歳月を経ているクルマなので当然、手を入れなければいけないポイントはそれなりにあります。
エンジンやミッションに関しては壊れるという話はほとんど聞かない、基本エンジンとミッションはかなり頑丈なので、そうそう壊れるようなことがないです。タイミングベルトの交換は概ね6万キロ程度で交換サイクルが望ましいと言われてるけど車検時に普通チェックするので気にしなくても。。。。ただ、幸いなことにB230ユニットは最悪タイミングベルトが切れてしまってもエンジンにダメージがないという優れた面もある。
240の場合はちょっとした補機類やブッシュ、この手の物は経年劣化で交換を必要としてくるケースが多い。
エンジンマウントの劣化がひどい車両はATシフトレバーのリンゲージがずれてきて正常な油圧がかけられずミッションがダメージを受けている車両もある。同じようにミッションマウントも劣化してると思います。シフトレバーが前後に遊びが多い車両はリンゲージブッシュが劣化しているので交換した方がいい。キックダウンケーブルの錆つきや伸びが原因でシフトアップするポイントがおかしかったり変速ショックが大きい場合もある。
AT自体は問題ないけれどラジエター側の樹脂製のATFクーラーパイプが割れてクーラントが混入する事もあるので年式を考えると新品に交換しておくか対策品(真鍮製に交換)に交換しておく、ATFにクーラントが混入するとATミッションに重大なダメージを与える恐れがあるので注意したいポイントです。
そのほかではオーバードライブリレー、フューエルポンプリレーなどのリレーなどのハンダ浮きや接点の焼きつき、リアゲートのヒンジ内の配線絶縁不良(ナンバー灯が点かないときやリアワイパーが動かないときはこの理由が多い)。内装のプラスティックパーツは割れやすいので注意が必要です。
以上のような交換パーツは高額ではなく一辺にやってしまえば安く抑えることができます
一般的には1992年にエアコンは940と同じ現代的なものに改められたので(1992年の過度期のものはエアコンガスは旧ガス)実用性やエアコンの効きを重視する向きのユーザーは1992年以降のモデルがお勧めとされています。
この時に240の特徴であるレトロ感に欠かせないメッキモール類が最後の限定販売でブラックに変更されてしまい、外観上の違いが発生してしまいました。
どちらが良いか?それはあなたのお好みですね。
93 volvo 240 classicと93 volvo 240 tackが最終限定。インパネに下記の写真のパネルがついてます。
クラシックのほうが高級品です(笑)TACKは廉価版。
黒のモール、サイドモールや前後バンパーのモール・リヤヒンジまでが黒
以前のメッキだと
こんな感じ。
販売されて20年近く経ってるので基本的に走る止まるに「関係ない部分」でマイナートラブルはそこそこはあるぐらいの覚悟は必要です。購入時はそのようなところを如何にあらかじめ潰すのが重要なことになります。
【どのグレード、どの年式を買ったらいいか?】
現在市場に流通しているのは主に1986年以降に帝人ボルボからボルボジャパンへ移行してからの物がメインです。1986年以降と言っても実際流通している物の多くはエステートのリアウインドウが大型化した1989年からのモデルが主流になっています。その前のタイプをスモールリアウインドウは比較的少なくなっています。逆に1986年以前のボルボはマニア間で「帝人ボルボ」と呼ばれほとんどコレクターズアイテムになっているし価格も高いしパーツの手配なども考えるとマニア以外にはあまりお勧め出来ない。実際にこのクルマ購入する場合は1986年~1993年と言うのが現実的で球数から言うと1989年~1993年辺りのモデルから選ぶことになります。あとはこだわり次第(笑)
★1992年までの240とそれ以降の240で大きな違い
上にも書きましたが。。。。。。。。。
①エンジン
エンジンに関してはB230FXは従来のB230のハイカムバージョンで15psほど向上しているが乗り比べないとわからない程度、ほとんど気にしなくて良いと思います。出力以上にFXエンジンはラフアイドリングが大きいとの事。アイドリング時などの振動は最終年式の方がやや大きい傾向というがこれもあまり気にしなくてもいいと思います。
②エアコン関連
大きな違いはエアコン、1992年の途中からエアコンが940などと同じ新しいタイプのユニットへと変更されました。240で「効きが甘い」と言われていたクーラーが大幅に改善されて真夏でも困らない状況になった。
【※】旧式の問題は簡単に言うとラジエターの温水がエアコンの中を通るため冷却効率が落ちる構造になっている。これを防ぐために夏場は温水が回らないようにコックを付けて温水が巡回しないように改造すると問題は改善する裏技があります。専門店でも知らないところもある。
【※】どちらにしても240ワゴンは室内空間が大きいため後部座席から貨物のウインドウはスモークを張って室内温度を下げる工夫は必要です。
【※】ちなみにヒーターの効きは極寒のスウェーデンを想定しているだけあってどのモデルも真冬でも暑いくらい効くので全く問題はありません。
③メッキモールの有無
ご存じのとおり昔のモデルから1992年までのモデルはウインドウやグリル、バンパーモールやサイドモール、リアゲートのヒンジなど随所にメッキモールが使われています。しかし1992年のマイナーチェンジ以降の最終モデルはそういったメッキ部分が現代的なブラックに改められているのでちょっとレトロ感が無くなるため好みが分かれてしまいます。
240を選ぶ場合はメッキモールのレトロ感を優先で~1992年までのモデルを選ぶか?またエアコンの効きを考慮して1992年以降を選ぶか?と言う事になる。エアコンはあまり気にしなくても対策次第で回避できるのでショップに相談したほうがいいです。
個人的な意見だけれど、レトロ感が大切、スモールリヤウインドウのタイプにして私なら選びたいです。
【相場ってあるの?】
このクルマの場合相場は有って無いようなもの(笑)。
価格が高いもの?低いもの?に開きがありすぎ、というのが私の感想。
どう言う根拠で値段を付けているのか聞いてみたい時がある。
それこそ乗りっぱなしでろくに整備もされていなかったような個体が30万円程度で販売されている事もあれば、走行距離が短いだけで180万円程度で売られている事もある。
事実、程度のいいものを安く売るはずはなく、とは言っても程度が悪いのに高く売るやつもいる(笑)一番いいのはマニアが手放したのをキャッチできたら最高だと思うけど(笑)
私が今まで見てきた所感をいうと
※50万以下は:一般的に手は入ってないと思う。整備は必要。手を入れなければいけない
※100万以上は:年式が93年最終か、走行距離が5万以下か、帝人ボルボ系のクラシック240か、一般的に整備されてる個体かと思う
※50万から100万は:中途半端でどっちつかず。当たりもあれば外れも有りって感じです。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!!
具体的なVOLVO240ワゴンの購入時の注意点を大体イメージが付きましたか?
実際買って維持するとなると他のことも気にしなくてはいけません。
それを次回
2016/03/30
VOLVO 240 ワゴン 修理備忘録(その6)電気系
VOLVO 240 ワゴン 修理備忘録(その5)燃料系
GWはポートランドに行ってVintageShopに行きました(3)
キャンプじゃないよ~OMMに参加しました。
GWはポートランドのアウトドアショップ行ってきました(その2)
GWはポートランドへ行ってきました(その1)
Morgan4/4 ついにクラッチ交換&備忘録
”VOLVO 240 掲示板”の残影(16)
”VOLVO 240 掲示板”の残影(15)
VOLVO 240 ワゴン 修理備忘録(その5)車検
ビンテージ コールマン 500 スピードマスター レストア日記③
ビンテージ 水筒 グランテトラとLAKEN
”VOLVO 240 掲示板”の残影(14)
今年の夏休みは西表島
”VOLVO 240 掲示板”の残影(13)
浩庵キャンプ場
”VOLVO 240 掲示板”の残影(12)
ブログを始めて3年経過しました
鎌倉に似合うバイクを探して プジョーヴォーグSP燃料だだ漏れ事件
世田谷ベースのC105と同じ エンジン組立中www 続き~
VOLVO 240 ワゴン 修理備忘録(その5)燃料系
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GWはポートランドへ行ってきました(その1)
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”VOLVO 240 掲示板”の残影(16)
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”VOLVO 240 掲示板”の残影(12)
ブログを始めて3年経過しました
鎌倉に似合うバイクを探して プジョーヴォーグSP燃料だだ漏れ事件
世田谷ベースのC105と同じ エンジン組立中www 続き~