パーフェクションNo1690の火入れ

WindyLady

2017年12月02日 22:48

前回からの続き、アメリカから運んでこのストーブをレストアしましたがまだ火入れをしていません。

2017/11/26


①WICKが劣化した石油でスムーズに動かないため交換。
②汚れてるタンク側の筒の側面を金属たわしで磨く。(スムーズに芯が上下するように)
の2点が作業として残っています。底板の錆びとり塗装は、またいつかやります。




長い間使われてなく古い石油で固着したWICKは使い物になりませんでした。当初このストーブを購入したときWICKのタイプがわからないというリスクがありましたがどうにでもなるかな!?と思って購入しました。結果的には正解。アメリカのコールマンなども同じですが基本的な構成パーツは意外と共通性が多い=メンテナンスを継続できる、、、立派な思想ですよね。

このストーブのWICKはパーフェクションストーブの共通WICKの500でした。戦前物はわかっていましたが1970年代の商品と同じWICKであるとは正直想像していませんでした。ラッキーです。最悪自作かな~とか考えていたので。。。。

標準のパーフェクション750や525MのWICKは#500(バーラーの525も使用できます)



これですね。
ネットで市場の金額を漁ってみましたが大体こんな感じの価格
PERFECTION VALOR WICK 500 パーフェクション 替芯500 のみ 販売価格: 1,950円(税込) これが最安値!!!
PERFECTION VALOR WICK 500 パーフェクション 替芯500 キャリア付き 販売価格: 2,250円(税込)
PERFECTION VALOR WICK 500 /パーフェクション 替芯¥3,000 税込
PERFECTION VALOR WICK #500/パーフェクション 替芯¥3,240税込

このタイプは綿製です。キャリア付きで税込2,250円なら良心的でしょう。



今回キャリアは生きてるので替え芯のみでOKです。バーラーパーフェクション共通の径で有名な話で私の場合、現行国内で買えるトヨトミの芯で第23種にしています。
AMAZON TOYOTOMI 石油ストーブ用替えしん (第23種) TTS-23 ¥ 1,466(税込)


この芯はそんなに値段差が無いのでオリジナルにこだわる人はWICK#500でもいいかも。トヨトミはガラス芯なのでオリジナルに比べてちょいと短いですね。
アマゾンから送られてきました。




多少加工が必要で金属の留め金をマイナスドライバーかペンチを使って外します。




キャリアに収めました。ぴったしにキャリアの筒の中に(場合によって)納まらないのですが多少のクリアランスがあるので大丈夫です。


キャリアを収めるタンク側の筒にシリコンスプレーを吹きかけ滑りを滑らかにします
※筒側の側面は古い石油の汚れが付着してるのでパーツクリーナーと金属たわしで磨いたのちシリコンスプレーを吹いてあげてください


石油を入れてセットしました。


点火です


パーフェクションの750の方が明るいかな?今度比較しますね。


本日火入れとクリスマスツリーを飾りました。


やさしい明かりが灯るストーブでした。いい雰囲気です。ビンテージストーブ止められませんね~
ちなみに、このストーブは何年ぶりに稼働したのでしょうかね?

帰宅したらストーブが点いていて、それを見た嫁さんは無言でした、目が怖い(爆)

ではキャンプで逢いましょう。


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