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VINTAGE CampStyle & 鎌倉暮らしのススメ

20代のときからキャンプを始めました。 20代のときから鎌倉生活始めました。 どちらも20年以上過ぎました(笑)なんでも奥が深いです。 鎌倉の日々の生活、車、VINTAGEなキャンプ道具 好きな趣味や嗜好を日記でブログにしていきたいと思います。 しかし、ブログの更新は大変だね(笑)

ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing

   

ビンテージ タープ(シェルター)Moss 19f Parawing

ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


美しい! 

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Moss Parawing・・・・・憧れでした
社会人になって、オートキャンプやり始め、なけなしの小遣い握りしめ神保町のさかいやスポーツで買ったっけな~(笑)

■Specifications■
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<Moss 19f Parawing>
Weight : 5.00Kg
Area : 16.72m2
Rolled Size : 92x16cm
Material : 3.8oz. Ctd. Nylon Oxford
Poles : 2 steel--2.44m/2.72kg
Made in Camden ME
-------------------------------------------------------------------------------------
 
『 Moss Tent Works 』を代表する美しいウィング型タープ(正式にはシェルターと言ってます)⇒ Parawing(パラウィング)です。
ウィング型と言うカテゴリーを初めて作ったと言っても間違い無いでしょう。Mossを知らない方でもこの「Parawing」の名前は、耳にされた事は有ると思います。張った姿に美しさがあり’90年代は数多くのウィング型シェルターが生産されています。Mossの Parawingに真似て国産のメーカーがこぞって販売していました。昔は国産メーカーのスノーピークさんもコピーを作ったものです。みんなマネして大きくなったのよね~

スノピのWingTarp-TP100 他社もみんなマネしてましたね。
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing



「Bill Moss shelter patent」で映像検索するといろいろ出てきます。その中に Parawingのパテントがあるわけですが正式名称「FLEXIBLE HYPERBOLIC PARABOLOID SHELTER」直訳ですが「柔軟な双曲線の放物面シェルター」(笑)
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing

ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing

このタープは2本のポールと4本のガイドラインで張る幕でポール軸方向断面を双曲線、その直角方向断面が放物線の面を持つタープで「美しい造形」が可能になります。やはり当時、化学繊維が出始めてコットンとは違い「FLEXIBLE(柔軟)」は伸縮するファブリック(ナイロン生地)によりこの美しい造形ができたのだと思います。
実際、Bill Mossがフォードモーター(フォード・タイムズ)でデザインした Parawingの歴史は古く、原型にあたる商品は1957年には出来上がっておりフォードのステーションワゴンに連結する奴もありました。
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing

ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing



90年代に日本国内で販売した当時のWing系タープの一覧です。
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


サイズは12フィート(3.65m)と19フィート(5.79m)の2種類有ります。12fタイプはソロや2人~3人ぐらいまでのキャンプ向けです。やはり普通にオートキャンプとしては19fタイプが必要だと思います。
 
居住面積としては同様のヘキサウィング系のOutfitter wing等と比べて感覚的に狭く感じます。たぶん四角と六角以上の幕体中央部に机椅子を置いた時に画数が少ない Parawingの方が狭く感じるのだと思います。ウィング先端部やポール接続先端部の鋭角及びウィングが地面に近くなるので、ほぼデッドスペースになります。メインスペースでもあるは、中心は稜線谷部と角度があるウィングにより結構圧迫感が有ります。ポールを高くすれば、いいのかもしれませんがBill Mossは全体的な幕の大きさから高さを決めてるので見た目のバランスを考えればヘッドクリアランスを快適にすると美しくなくなると思います。デザインを尊重してオートキャンプで大量の物量ではなく(笑)少なめの装備でゆったりと過ごすキャンプスタイルだとParawingも美しさが引き立ちキャンプも快適だと思います。

設営方法はOutfitter wingやHepta wingと比べてポイント数が少なく、ポール部はシングルのガイドラインとなりますので4箇所ペグを打つだけの簡単設営です。やり方次第で1人でも設営可能です。きっちりと対角方向へテンションを掛けていれば実際は耐風性は高いです。流石に悪天候時には4箇所固定だけでは不安が有りますが(笑)。また、このパラウィングは誰でも美しい稜線を描く設営が可能となります。無理なテンションを掛けなくても美しく張れる事が出来ることが魅力でもあります。
 
20年経った現在、四角のウィングタープを販売している日本メーカーはほぼ無いでしょう(未確認ですが・・・)。ぶっちゃけ美しいタープですが先ほど書きましたがデザイン上、面積の割にデッドスペースが多く。デッドスペースをより有効にするなら多角タープのヘキサ系あたりになるのでしょう。ヘキサ系のほうがガイドラインも多く風にも安定していて家族で使うのは安心だと思います。(実際ちゃんと張れば4点できれいにバランスを取り前後左右でバランスを取り撓みながら風にも強いですけどね)。ウィング型のMoss直系でもあるMSR「19fパラウイング」が2009年で廃盤になっています。これもデザイン→機能→トータルバランスゆえに淘汰された時代の流れなんでしょうね~
 
一応、カムデン製です。
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing

袋は多少加水分解してる部分がありますが幕本体は問題なしです。
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing

長さは1m弱です。
ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing


ビンテージ タープ MOSS 19f Parawing



さほど加水分解は進んでいません(良かった)
嫁さんと二人で行くキャンプなんかには良いね~こじんまりと小さいテントと一緒に・・・・・
遠くから見ても素地の質感や全体的な雰囲気もまだまだ衰えませんね。
美しいです。また近いうちに張りたいと思います。


では、キャンプで会いましょう!!




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